スーパーの乾燥大豆から枝豆ができる・・・?
水耕栽培にはまってから家庭菜園に関するブログやYouTubeをよく見てるのですが、ある日、そんな情報に出会いました。
そんなことを知ってしまったらやりたくてウズウズしてしまうじゃないですか。
今回は、自称「野菜を育てるのが下手な人」な私が、大豆を発芽させるところから失敗したり、楽しんで苦労している様子をお届けいたします。
大豆から枝豆が育つ?

スーパーで売ってる乾燥大豆から枝豆ができるって知ってた?

まあ、枝豆も大豆だから、理屈的にはできるだろうな
枝豆は大豆の若い状態っていうのは知ってましたが、でも乾燥大豆を植えて育てるっていう発想は無かったんですよね。
でも、そんな面白そうなことを知ってしまったからには、やらないわけにはまいりません。
早速、家にあったこちらの北海道産乾燥大豆で試してみることにしました。
栽培容器は、2リットルペットボトルと育苗トレーを切ったもの。
ペットボトルは藻対策にアルミホイルでカバー、育苗トレーの底に届く位置まで水を入れます。

大豆は、ぼこぼこしたところから根っこが生えるから、その面を下にして植えると良いんだって
お茶パックにバーミキュライトを入れて、吸水させたところに2粒ずつ、指で押し込んでちょっと深めに埋めました。
豆類は嫌光性種子といって、発芽時は光を嫌うタイプなので上からもバーミキュライトをかぶせて、
菜園用のラックへ設置。
実際はこの上から布をかぶせて遮光しています。
大豆の発芽:失敗と成功
2日置きくらいに水を換え、そわそわと様子を見てたんですが、10日経っても発芽の気配なし。
嫌な予感がして掘り起こしてみたところ、

腐っとるわ・・・
触るともろもろと崩れるくらいに柔らかくなって、ちょっと臭い。
発芽段階でいきなり失敗。
素人考えですが、原因としては、
- 深く埋めすぎた
- 水分が多すぎた
- 夏の窓辺に置いたので温度が高かった
あたりでしょうかねー。
大豆の発芽実験スタート
初手から大失敗してしまいましたが、このことで私の実験好きが目を覚ましました。
次は4種類の方法で発芽実験をしてみることに。
①乾燥大豆そのまま、浅めに植える
②一晩水に浸した大豆を浅めに植える
③乾燥大豆を濡らしたペーパーに挟み、乾燥しないよう毎日霧吹きをする
④一晩水に浸した大豆を遮光、毎日軽く洗う
①と②の植えるものに関しては、大豆がチラッと見える程度の浅植えに。

前回、深く植えて腐らせたから、びびって浅くしたけど、ちょっと浅すぎるかな?
全て室内の薄暗い場所に置いて、実験スタート!
③のキッチンペーパーに挟んだものは、乾燥防止と遮光を兼ねてアルミホイルをかぶせてます。
④はプラカップに入れて遮光のためアルミホイルで包む。
発芽実験・3日目
①の乾燥大豆そのまま植えたものが膨らんできた?
とか思ってたら、その日の夕方には、

ん? なんか緑・・・発芽した?したよね!
発芽実験・4日目
翌日にはムクムクと頭をもたげてきたので、あわてて日の当たる場所へ移動し、液体肥料に切り替え。
②の浸水あり植え大豆は変化なし。
③のキッチンペーパー乾燥大豆は、1個だけ発芽を確認。
④の浸水ありカップ大豆は変化なし。
発芽実験・5日目
①は8粒中5粒が発芽し、成長中ですが、すでに徒長の予感。
②は変化なし。
③のキッチンペーパー乾燥大豆は、いつの間にか全部発芽してたので、
あわてて植え付けして日の当たる場所へ。
④も全く変化なし。

毎日洗ってるけれど、暑いから冷蔵庫に入れた方がよかったのかな?
発芽実験・6日目
昨日植え付けした③がすでに緑の葉っぱへ変化しつつあります。

かわいいー
発芽実験・8日目
①は、結局6粒が発芽し、わが家では定番の徒長(ヒョロヒョロ)状態になっております。

日当たりは良いんだけど、時間が短いのかな?
③は、①と比べても1個目と2個目の葉っぱの間隔が短いので、徒長にはなってないのかな? いい感じ?

もうわが家では徒長が普通すぎてよくわからん
そしてやはり、③④の一晩浸水ありは両方お亡くなりになりました。
発芽実験・まとめ
①はすぐに発芽したけれど、苗はかなりの徒長(ヒョロヒョロ状態)。
②の方法で発芽させてから植え付ける方法がわが家の環境にはあっているように思われる(今の所)。
③④は、豆もやしの作り方で発芽できるかと思ったけれど、気温が高すぎたのか?両方腐ってしまった。
枝豆の水耕栽培始まりました!
芽を出すところから苦戦した「乾燥大豆から枝豆チャレンジ」ですが、ひとまず10株程度の苗を確保できました。
続く第二弾では、ヒョロヒョロ徒長苗を植え替えて安定させたり、「寝かせ植え」という方法は水耕栽培でも可能なのか? などに挑戦する様子をお伝えする予定です。
もうしばらく、枝豆の成長をお待ちくださいませ。
⇒ わが家の水耕栽培簡単まとめ!野菜・環境・道具・100均【個別記事リンク集あり】
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