日ごとに暑さが増してくる季節だというのに、扇風機のスイッチが突然入らなくなりました!
かれこれ6年くらい、夏場は毎日のように夜通し起動していたので、もう寿命かなとも思ったんですが…
コードを触って調べてみたところ、プラグの付け根というか首の部分を動かすと電源が入ったり切れたりするので、どうやらここで断線しているだけのようです。
これならプラグを付け替えればまだまだ動くんじゃないかと思い、交換修理にチャレンジ。
というわけで今回は、素人でもできる、コンセントプラグを交換するおはなしです。
コンセントプラグの交換で断線修理
今回、わが家の扇風機の電気コードが断線していたのは、プラグとの接続部分。
この部分ならプラグを交換するだけで修理できそうじゃね?
レッツチャレンジ!
家電品の修理なんて素人がやってもいいの?と思う人もいるかも知れませんが、プラグの交換くらいなら銅線の扱いに気をつければ大丈夫。
小学生の頃、組み立てキットの延長コードやラジオなんやらを授業や工作で作ったことがある方も多いでしょう。
それと同じで、簡単にできますよ。
プラグ交換修理で必要なものは、
- 交換用プラグ
- ドライバー(ネジの大きさにあったものならプラスでもマイナスドライバーでも可)
- ワイヤーストリッパー(コードのビニールを剥く工具・なければカッターやニッパー、ハサミなんかでもOK)
これだけです。
プラグを購入する前に確認すること
では早速修理…の前に、プラグのタイプについてちょっと説明。
プラグを交換するということは、プラグを分解する必要があるわけですが、実はプラグには分解できるやつとできない奴があるのです。
それは、ネジがついてるタイプかどうか。
プラグにネジがついてるやつは分解できるのでそのまま再利用できます。
今回修理するコードのプラグは、ないやつだったので買ってこないといけません。
あと、ほとんどの家電は大丈夫だと思いますが、一応家電のアンペア、ボルト、ワット数も控えて買い物に行きましょうね。
交換用プラグを買いました
というわけでホームセンターで交換用プラグを買ってきました!
98円でした!
交換用なので、もともと付いていたものよりも大きく、少々不格好ではありますが…。
うーん、昭和レトロっぽいデザイン
これは今後も変わることはないんでしょうかね。
色は黒・白・グレーがあったんですが、コードが黒なので同じ色にしました。
中央のネジを緩めてパカッと外すと中はこんなカンジ。
左右2つの差し込み刃にそれぞれ、周りのビニールを剥ぎ取った銅線をつなげてやるだけです。
商品パッケージの裏側にも手順が書いてあったよ!
ふむふむ、コードを3センチほど割いて、中の銅線を2センチほど露出させればいいんですね。
プラグ交換修理の方法
ではいよいよ修理に取り掛かります。
まずは電気コードの断線している部分をぶった切ります。
この電気コードはビニールで巻かれた銅線が2本くっついてるタイプなので、ピーっと3cmくらい割きます。
次に、ビニールを剥ぎ取り、銅線を露出させるのですが…。
ぶった切ったコードから銅線を露出させるのには、ワイヤーストリッパーという専用の工具があると便利なんですが、なくても問題ありません。
カットしたい部分の周りに、カッターやニッパーなどを使って、中の銅線を傷つけないよう若干浅めに切込みを入れていきます。
あとは切り口に爪を引っ掛けて引っ張ると、ビニールを剥くことができます。
<注意点>
ビニール部分の切り込みをいきなり深くしてしまうと、中の銅線を切断してしまう恐れがあります。
少しずつ切っては引っ張ってを繰り返してると、そのうちスポッと抜ける瞬間がやってきます。
銅線の数が少なくなるとその分負荷がかかり、発火の原因になるのでここは慎重に!
露出させた銅線はそれぞれねじって1本にまとめます。
左右の銅線がくっついてしまうと発火の原因になるので銅線はしっかりねじりましょう。
差し込み刃のネジを緩めて隙間を作り、銅線を巻きつけるだけです。
巻きつけたら銅線が動かないようネジをしっかり締めましょう。
プラグカバーをネジ止めして完了。
コンセントにさしてみて
扇風機、動いたよー!
コードが途中で断線した場合の修理は?
今回はプラグ近くでの断線だったため、プラグ交換で修理できたので簡単でした。
ですが、もしコードの途中で断線していた場合は、銅線同士をつなぐわけですから、なんか技術も道具も要りそうなので、ちょっと不安。
ビニールテープで巻くのも危険らしいし。
その場合は、コードが短くなってもいいなら、断線部分で切り落としてプラグにつなぐといいと思います。
長さが必要なら延長コードを繋げるとか。
それでも不安な場合は、専門知識のある方にお願いしてくださいね。
プラグ交換修理まとめ
思ったより簡単にできた電気コードの断線修理。
オットがやりましたが15分ほどでできていたようです。
交換用のプラグも、約100円という手軽さ。
注意点は、銅線を切らないようにすることと、しっかりねじること。
無事扇風機が動いてよかったー。
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