セリア編み機の編み方と編み終わり方や使い方アレンジ。写真付！

編み物はできるんですが、セリアで見つけたマフラー編み機が面白そうだったので買ってみました。

やろうやろうと思いつつ、気づけば冬ももう終わり。

でも、せっかく買ったんだからと、今更ながら編み始めました。

かなり太めの糸を使ったため、最初は思ったような編み地にならなかったんですが、試行錯誤しつつスヌード完成しましたよ〜。

編み方が書いてあるパッケージを無くしてしまいそうなので、自分のための覚え書きも兼ねて記録しておきます！

編み物をやってみたいけど、棒針やかぎ針なんて無理！
っていう方も、簡単なので挑戦してみてくださいね！

 

セリア編み機の編み方は2通り

セリアにはいろんなタイプの編み機がありましたが、私が買ったのは「マフラーニットメーカー」の極太毛糸用。

フリースのモール糸が余ってたので、これでミニマフラーを作ろうと目論んでみました。

ニットメーカーには編み棒も付属。

パッケージ裏面には編み方と編み終わり方がイラストで説明されています。

ニットメーカーの突起部分（掛け棒）には1〜22までの番号が刻印されているので、説明書の番号と照らし合わせればわかりやすいですよ。

編み方は、柔らかい仕上がりとしっかりした仕上がりの2種類。

まずは、やわらかい仕上がりの編み方からやってみます！

編み方A　やわらかい仕上がり

1. 先を結んだ糸を編み機の中に通し、スリットにはさむ

2. 編み機に書いてある番号（1〜22）順に糸が交差するように掛け棒に巻きつけていく

写真の向きに編み機を持ったとすると、上から下へ掛け棒を巻く感じです。

3. 最後まで行ったら、糸をスリットに一旦はさむ

4. 浮いている糸を押し下げる

5. スリットから糸を外し、番号21〜1まで、掛け棒に巻きつけていく
ポイント22番は糸をかけずに飛ばします！

6. 最後まで行ったらスリットに糸を挟む

これで22番以外はすべて糸が2本かかっているはず！

7. 21番の下の糸（濃い緑）を編み棒で引っ掛けて、掛け棒からはずす

上の糸も一緒に外してしまわないよう注意しましょう！

一目編めました！

8. 同様に、番号1まで編んで行く

9. 端まで編めたら、掛け棒にかかっている糸を下に押し下げる

10. 手順5と逆方向、番号2〜22まで糸をかけていく
最初の1番の掛け棒は、糸をかけずに飛ばすこと！

11. 糸をかけ終わったら糸端をスリットに挟み、22番から手順7と同様に下の糸を外していく

あとは、糸をかける、下の糸を外す（編む）を繰り返していくだけです。

ポイント

●2段目以降は、糸をかける際、最初の掛け棒は飛ばす（糸を掛けない）こと。
1→22にかける時は1を飛ばす。
22→1にかける時は22を飛ばす。
（棒針編みで言うとすべり目になるのかな？）

●1段編んだら掛け棒にかかっている糸を下に押し下げること。
これをしないと、掛け棒にかかってる糸の下に次に掛ける糸が入り込んだりして、外す糸がわかりにくくなります。

編み地はこんな感じで、一目ゴム編みっぽいですね〜。
ねじれ一目ゴム編みかな？

ただ、超極太糸な上に伸縮性のない糸で編んだためか、思った以上に幅広になってしまいました。
一目ゴム編みっぽいから幅が縮むだろうと思ったんですけど・・・。

でも、普通の毛糸で編んだ場合は、もう少し幅が縮むと思います。

編み方B　しっかりした仕上がり

ミニマフラーにしたかったので、今度は幅を半分くらいにして、編むことにしました。
編み方Bの、しっかりした仕上がりってどんなのかな？

1. 1往復（2段）分は、編み方A（手順1〜9）と同じ

2. 3段目からは、写真のようにジグザクに糸をかけていく
番号でいうと、1、4、5、8、9・・・。

3. 端まで掛けたら、逆にジグザクに糸をかけて戻り、スリットに糸を挟む
行き（往路）で糸がかかってないところに、糸をかけながら帰る（復路）ということですね。

4. 22から1まで、下の糸を編み棒で引っ掛けて、掛け棒からはずす
写真は半分の幅で作っているので、12から1までになってます。

端まで行ったら掛け棒にかかっている糸を押し下げるのをお忘れなく！

5. 手順2〜4を繰り返す

しっかりした仕上がりってどんなのかな〜と思ったら、ほんとにしっかりしてました。

超極太糸で編んだら、立つくらいしっかり（笑）！

編み方Bは、2枚重ねっぽく厚みのある編み地になるんですよ。
もちろん、普通の極太毛糸ならこんな板のような状態にはならないのでご安心を。

残念ながらこれじゃ厚みがありすぎてマフラーにならないので、結局またほどいてしまいました〜（泣）。
編み機に対して糸が太すぎるんだろうな〜。

セリアの編み機の編み終わり方

パッケージの編み方説明には、終わり方（止め方）も書いてあります。

1. 編み棒で1の糸をすくって、2に掛ける

2. 2の掛け棒にさらに糸をかける（外から内側に）
これで2にかかっている糸は3本になります。

3. 下の2本の糸を編み棒ですくって外す
一番上の糸が外れてしまう場合は糸を手で押さえながらやってみてくださいね。

4. 手順1〜3を繰り返す

5. 最後の輪に糸を通して引き締める

糸端は編み地の中にくぐらせて余分な糸を切れば完成です！

編み地の中に糸をくぐらせるのは、とじ針があると便利ですが、付属の編み棒で引っ張り出してもいいですし、ヘアピンでも代用できます。

ちなみに上の写真ではヘアピン使ってます。
ヘアピンは先が割れてるので、糸を挟まないように注意すれば十分代用になりますよ〜。

セリアの編み機は使い方もいろいろ

マフラーニットメーカーという名前ではありますが、工夫次第でいろんな使い方ができそうですね。

例えば、パッケージには折りたたんで端を閉じたニットバッグの写真がありますし。

私が編み方Bでやったように、掛け棒を少なくすれば幅の狭いものも編めるので、ターバン（ヘアバンド）もできますよ〜。

長ーく編んで両端を閉じて輪っかにすればスヌード。

今回私が使ったような超極太糸だと普通に編んでも編み地が硬いな〜っていう場合は、一個飛ばしでふんわり編むこともできます！

戻る時は、編み方Aと同様に最初の棒は飛ばします。

一目編んだところ。

編み上がりの生地はこんな感じ。

私は最終的にはこの編み方でスヌードにしました。

逆に超極太でしっかり編みをすれば小さなふかふかマットもできますね。

さらに、編み方Bをほどいていて気がついたんですが。
編み方Bは2枚重ねのような構造になってます。

ジグザグの糸の真ん中に穴が通ってるのわかりますか？

これを見ててふと思ったことは・・・
リバーシブルにできるんじゃね？とか、ジグザグを利用してストライプ柄とか？

さすがに模様編みは無理かな〜？
一目交差くらいならできるかも。

などなど、興味は尽きません。

セリア編み機の編み方まとめ

むかーし昔、夢中になってたリリアンと同じ原理で編み物ができるとはびっくり！

糸を絡めていけば生地になるんですから、当たり前といえば当たり前なんですけどね。

実際手にとって編んでみると、こうしたらどうかな？こんなことはできるかな？とやってみたいことが次々に出てきます。

編み物ができる人もできない人も、楽しめて面白いですよ〜！