先日、窓を閉めようとした時に目測を誤って網戸に手がぶつかりました。
さほど強く当たったわけでもないのにバリッと破けてしまった網戸・・・。
これは相当劣化してるんじゃないかということで、張り替えに挑戦してみました!
今回は、網戸張り替え初心者のダンナ様のチャレンジの様子とちょっとしたコツなどをご紹介します。
少々たるんでも後から直せるので、安心して挑戦できますよ〜。
網戸の張替えが初心者でもできた!
窓を開けているとちょうどいい風が入る季節になったタイミングで、破けてしまった小窓の網戸。
このままでは風と共に小さい虫が入り込んでくるではありませんか!
(写真はわかりやすいように外して濃い色のドアの前に立て掛けたものです)
この網戸は破いてしまったところだけじゃなく、経年劣化でボロボロ穴が空いていたので、いっその事張り替えすることに…。
よしDIYだ!
頼むぞダンナ!
網戸なら修理道具一式が100均のダイソーで売ってたはず。
ありました!
買ったのは張り替え用の網・押さえゴム・ローラー、これだけで400円(税別)です!
網のサイズは91×2m、一般的な大きさの窓に使えるサイズです。
ゴムは太さが何種類かあるのであらかじめ調べてから買いに行きましょう!
うちのに合うのは3.5mmなのでそっちを買いました。
一応張り替えに必要なものは商品の裏側にも書いてありました。
買ったもの以外で必要なのは、どこの家にもあるだろうカッターナイフと、網を仮止めするためのクリップですね。
クリップもダイソーに専用のがありましたが、普通に事務用のクリップでも大丈夫です。
うちにはデカイのがあるので、これを4つ使うことにしました。
網戸の張り替えは簡単
ではいよいよ張り替えに取り掛かります(ダンナが)!
張替え方法は張り替え用網にも、押さえゴムやローラーの裏にも書いてあります。
まず、古い網を取るために、押さえてあるゴムを外しますが…。
うわぁ…劣化しまくってボロボロ。
普通は、ゴムの端を持ち上げてから一気に外すらしいんですが、劣化が激しく粉々に崩れるのでそれは無理。
仕方がないので細いドライバーとか、先の尖ったものでこそげるように取り除きました。
ゴムを取った後は、古い歯ブラシなどでゴミをかき出してきれいにします。
新しい網を重ねます。
網の縁に、ほつれないようにするためのものか何なのかわかりませんが、4本縫い目があるのでこれをガイド代わりにして・・・。
網戸の枠に端を合わせ、クリップで押さえます。
下の写真では網戸が丸まってますが、網戸の巻きを下向き(写真と逆)にするとやりやすいそうですよ。
今回張り替えするのは小窓なんで、網そのものが大きすぎて作業しづらいですね。
そんな時は、適当な大きさに切ってからやりましょう。
適当な場所からゴムを当てて、網を押し込んでいきます。
ゴムはコーナーから始めるのではなく、辺の途中から始めるほうが、角に隙間ができにくくていいと思います。
まず、ローラーのお尻の尖ったところを使ってゴムを溝に押し込んでいきます。
うまく押せない時は、ローラーを寝かせた状態であてがい、ねじるように立てながらグッと押し込むのがやりやすいです。
適当な間隔でいくつか押し込んだら、ローラー部分を使って溝にはめていきます。
角はローラーじゃなく尖ったほうで押し込むとやりやすいです。
説明によると、この後は次の角の手前にゴムを仮止めして、手のひらで網を押さえながらローラーでゴムを押し込んでいく、と言う手順になるんですが・・・。
ダンナはどうもうまくいかないのか、ちょっと短めに仮止めをしてからローラーをかけていらっしゃいました。
これね、今写真を見てて気がついたんですが、うちのダンナ様は右利きなんですよね。
でも、左回りにゴムはめてますよね。
これはちょっとやりにくいんじゃないかな。
まあ、やりやすさは人それぞれですが、右利きの方は右回り(時計回り)がやりやすいんじゃないかと思います。
この調子で4つの辺すべて押さえていきます。
このとき、網をあまり張っていないとたるみが出てぶよぶよになってしまうので、ある程度ピンと張った状態で仮止めするほうがいいですね。
買ったばかりの網は丈夫なので、少々引っ張っても破けたりしません。
ただし、あまり張りすぎると反対側の辺に押し込んだゴムが引っ張り出されてしまうことがあるし、網戸はパンパンに張らないほうがいいらしいので、ある程度遊びを持たせないといけません。
加減が難しいですが…。
すべてはまったらゴムを切って第一段階終了です。
網戸の張替え たるみは後から直せる
網戸の張替えって職人さんでもない限りしょっちゅうやるものじゃないから、なかなか一発でうまくはいかないですよね。
どうしてもたるみが出てしまうこともあります。
というか、たるみます。
そんな時でも大丈夫!
後から直せます。
写真撮るの忘れたので、パッケージのイラストですが・・・。
たるんでいる部分のゴムを少し大きめに外して、手のひらで網を引っ張りながらゴムを入れ直せばOK!
後から直せるって嬉しいですよね〜。
思い切って張り替えにチャレンジできますね。
あ…網の目のゆがみ発見。
引っ張りすぎるとこうなります。
こういうときも爪でチョイチョイっと調整できるので問題ありません。
爪の短い人は爪楊枝なんかを使うといいですよ。
調整が済んだら、周辺の余分なところをカッターナイフで切り取ります。
サッシからはみ出ないあたりで。
結構きれいに張り替えできました!
所要時間約60分。
今回は初めてで探り探りやったので、今後もすることがあればもっと速くできそうですね。
窓にはめ込んで、終了〜。
あ…少したるんでるけど、隙間ができてるわけじゃないから、まあいいかな〜。
実はこの網戸ちょっと特殊で、枠をネジ止めしなくちゃいけないのでまた外すの面倒くさい。
んー、これでよしとします!
網戸張り替えまとめ
網戸の張り替えは思ったほど難しくありませんでした。
仮止めのときにピンと張りすぎると反対側のゴムが引っ張り出されてしまうことや、余裕をもたせすぎてもたるみのもとになることなど、その辺の加減にちょっと気を使う感じです。
でも、一部ゴムを外してあとからでも調整はききますし、ゆがんだ網の目は爪や爪楊枝で簡単に元に戻せるので、あまり難しく考える必要もないです。
破けない限り、何度でもやり直しがきくので心配せずに張り替えしましょう。
破けてもたかが200円(ホームセンターでも300円程度です)だと思ってやるのがいいですよ!
今回はダンナがやりましたが、特に力が要るところもないので女性でもできると言ってました。
ただ、しゃがみっぱなしで足と腰がちょっと痛くなったそうなので、不安な方は休み休みやってくださいね。
今回の記事を見て「自分には無理そう・・・」と思ったらプロに任せるのもアリだと思います。
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“ゼヒトモ”は修理や工事など住宅関係の業者さんも多いですよ。
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