お気に入りのものはいつでも眺めていられるところに置いておきたいものですね。
でも大切なコレクションが色あせるのは困る。
ということで、ガラス飛散防止フィルムをコレクションケースのガラス扉に貼ってみました!
メインは地震対策のフィルムですが、UVカット率99%のものなので、蛍光灯や紫外線の対策にもなるかな〜と。
貼り方のポイントや仕上がりを写真とともにご紹介します!
ガラス飛散防止フィルムを買いました
わが家にはぬいぐるみやフィギュアが結構な数あって、そのまま置いていたら掃除も大変なのでラックに入れてあります。
ディスプレイケースやコレクションラックに入れて保管していると、ホコリから守ることはできても紫外線による色あせからは守れない・・・。
そんなわけで、ちょっとケースのガラス扉に紫外線対策を施してみました。
こちらが今回フィルムを貼ってみるコレクションケース。
ついつい買ってしまうぬいぐるみがぎっしり〜。
正面にガラス扉が付いた二段ボックス。
高さは180cm、ガラス扉は45✕85が上下で2枚付いています。
ホコリは多少なりとも防げますが、心配なのは紫外線による日焼け・色あせですね。
紫外線は太陽光だけじゃなく、蛍光灯からも出てるんですよ!
つまり家の中にあっても徐々に日焼けは進行しているということになるんです。
きゃー、うちのかわいいぬいぐるみたちが〜。
というわけで、このガラス扉にUVカットのフィルムを貼ることにしました。
使うのは、実はガラスの飛散を防止するためのフィルム。
地震対策もできてUVカット99%ということなので、これを買ってみました。
46✕185あるので、半分に切ってガラス扉2枚分とれますね。
どこのメーカーの商品かというのは今回は置いといて、今回は、おそらくどの商品も共通しているであろう、貼り方の手順と、貼るのにどれ程の労力がいるかを検証します!
ちなみに今回の作業は2人で行いました。
貼り方は商品の裏側に詳しく書いてあります。
作業するのに必要なものは、中性洗剤を2~3滴入れた200mlの水(霧吹き)と、ゴムベラ。
ゴムベラはフィルムとガラス面の空気を押し出すのに使います。
うちでは窓掃除用スクレイパーの先を外して代用しました。
100均に売ってたものです。
このフィルムは本来窓用なので、窓は外さず垂直のまま貼るわけですが、ケースの扉は外せるので床に置いてやってみます。
ガラス扉を外して、
扉に付いてる留め具やマグネットも外してと。
完全にガラスのみにして作業開始ですよ〜!
コレクションケースのuvカットフィルムの貼り方
床に置いて、さらに水も使うので、まずはビニールシートを敷きました。
ここにガラス扉を寝かせて貼っていきます。
説明をよく読んで、とりあえず1枚分やってみましょう〜。
手順1. 汚れを落とす
まずは、ガラス扉(本来は窓)に付いた汚れを綺麗に落とします。
ガラス面に中性洗剤の入った水(水溶液)を満遍なくかけて、
ヘラで表面の汚れを拭い去ります。
水が流れるので、端にタオルを敷きました。
手順1はこれで終了、簡単。
手順2. カットと仮止め
フィルムをガラスに合うサイズに切って貼っていきます。
きれいに汚れを取ったガラス面に、再度水溶液を吹きかけます。
フィルムを半分の大きさにカットし2枚分にしました。
本来は窓ガラスより2センチほど大きいサイズに切るんですが、このガラス扉はフィルムの幅とほぼ同じなので、上下に分けるだけですみました。
保護シートをはがしながら、フィルムののりが付いた面にも水溶液をかけます。
保護シートをはがしながらスプレーすると、保護フィルムが再付着しないのではがしやすくなります。
これは一人でやると大変なので、やはり二人いたほうが効率的ですね〜。
のりの付いた面にもガラス面にも水溶液をかけているので、そんなすぐにはくっついたりしません。
ゆっくり落ち着いて、ガラスの端っこからフィルムを乗せて合わせていきます。
この段階では、まだ仮止めです。
このあと中の空気を追い出して、完全に接着していきます!
手順3. 水と空気を出し貼りつける
ゴムベラを使って空気を押し出しつつ貼り付けていきます。
合わせたフィルムの上に、またまたスプレーします。
これはゴムベラを滑りやすくするためですね。
あとは中の水と空気をヘラでかき出すだけ。
なんですが、この段階が一番苦労しました〜。
きれいにしたつもりでも、所々に空気が入っていたりします。
コツは少し多めに水溶液をふりかけることですね。
写真では端から真ん中にかけてヘラを動かしてますが、本当は中から外に向かって空気を追い出していきます。
なかなか空気が出てくれない箇所がありましたが、ヘラを動かす方向を間違えていたことが原因かも・・・。
なんとかできました!
ちょっとの空気残りが気になりだすと、けっこう時間がかかります。
と言ってもここだけで5分ほどですが。
あとは乾いて完全に接着するのを待ちます。
24時間で完全にくっつくということなので、1日放置しました。
※早いうちなら多少はがしてやり直しも聞くので、空気や小さいゴミが入って気になるところは乾く前にさっさと修正してしまいましょう。
蛍光灯紫外線カットフィルムを切るのは難しい?
丸一日経って、完全に乾いたようなので、余分なフィルムを切り落とす作業に入ります。
手順4. カッターナイフで切り落とす
ガラス周りの余分なフィルムをカットしていきます。
いよいよ最後の仕上げです!
説明図では定規をあてて切っていますが、うちでは工作用のカッティングシートを下に敷くだけで、定規は使わずにガラスに沿って切りました。
扉の裏表をひっくり返し、貼ったシートを下にして切っていきます。
床に置いたガラスの場合、この方が切りやすいです。
楽々切れます。
が…、カッティングシートが小さいので、少しずつずらしながら作業しないといけないことと、しばらくかがまないといけないのが苦痛です。
こ、腰が・・・。
(とか言いながら、実際の作業をしてるのはダンナですが^^)
要らないミミを全部切り落としたら完成!
あとは扉を戻すだけです。
ありゃ、切り損ねて1~2ミリほど飛び出たところを発見。
でも、なかなかうまく仕上がりました。
数カ所、1ミリほどの大きさの空気を含んだ箇所がありました。
よく見ると中に小さなホコリが入っています。
でもまあ気にならない程度なので良しとするか。
素人が完璧にフィルムを貼るのは難しいとよく言われるので、最初はちょっと心配でした。
屈んでの作業が大変ですが、でも意外と簡単に貼れましたよ。
プロ並みの完璧さを求めなければ、そんなに難しいものじゃありません。
まとめ
●作業自体は難しくないが、保護シートをはがしたり、スプレーするのに二人いたほうが効率的。
●完全に乾かそうと思うと24時間必要なので次の日に持ち越すことになる(1日では終わらない)。
●作業に当たり、スプレーやヘラ、場合によってはビニールシートやタオルが必要。
●定規やカッティングシートがあると便利。
今回は、地震対策と紫外線防止に窓用のフィルムを使用しましたが、どのフィルムを使っても、作業内容はほぼ変わらないはずです。
これで大切なコレクションを地震や日焼けから守れるんだから、気になる人はやってみてくださいね!
(100%完全に日焼けから守れるわけではないことはご了承ください)
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