マンションの高層階にあるわが家、日当たりも風通しも良く、なかなか快適な住まいです。
が、東側にある和室に問題がありまして。
和室なのでカーテンがなく障子のみのため、朝日は眩しく、夏は朝から熱気ムンムン。
今までは使わないときはふすまを締め切ることでなんとかごまかしていましたが、そろそろなんとかしないと・・・。
しかもお手軽に。
ということで、100均グッズで日よけやってみました!
マンション高層階の日よけ、ベランダはオーニングNG?
わが家の和室の悩み。
それは、夏の強烈な朝日!
わが家の和室はマンションによくあるタイプで、リビングとつながっていてふすまで仕切る部屋。
東に面した窓にはカーテンレールがなく、朝日を遮るのは障子のみ。
今は、窓を開けた時の目隠し用に中途半端なシェードを突っ張り棒で吊り下げてるだけの状態です。
夏場はあまり和室を使わないので、リビングとの境のふすまを閉め、熱気がリビング側へ漏れて来ないようにしていました。
といってもふすま1枚なので、暑いんですけどね。
で、ここ数年続く猛暑。
いい加減なんとかしないと、でもメインルームじゃないからできるだけリーズナブルに。
ということで、いろいろ考えてみました。
夏の日よけでまず思い浮かぶのが、よしずやすだれ、オーニング(シェード)などですよね。
部屋の中にカーテンを付けるより遮熱効果が高く、見た目も涼しげでやってみたいんですが・・・。
ベランダの日よけグッズはどれも使用できるのは低層階のみ。
確かに、マンションの高層階は風が強く吹くときもあるし、危険だからしょうがないんですけどね。
となると、部屋の中にカーテンを付けるしかないか
マンションの和室の遮光、カーテンレールがない!
ということで、室内にカーテンをつけることにしたんですが、和室ってカーテンレールないんですよね。
しかも、ウチの和室は障子の木枠の上は梁が出っ張ってて、カーテンレールを付けるならここに直接付けるしかないんです。
うーん、できれば梁や壁にネジ穴は開けたくない
じゃあ、棒に通すタイプのカーテンだな
調べてみると、障子を取っ払って枠に突っ張り棒をして、カーテンを吊るすという方法がありました。
でも、外した障子を置くとこがないんだよな〜。
ってことで、壁にフックを付けてのれん棒のようなものでカーテンを下げることに決定。
ネジ穴は開けたくないので、画びょうくらいの穴で、耐荷重があって棒をかけられるフック。
ダイソーにありました!
次はのれん棒ですが、窓の幅が約175cm。
そんな長い棒は100均にはないよな〜、と諦めかけた時、オットが見つけました。
園芸用の支柱なんだな
なんと、長さは210cm!
いかにも園芸用っぽいグリーンと、ちょっと渋めのグリーンがあったので渋めをチョイス。
これもダイソー。
そして、カーテン代わりのオーニング。
これもダイソーで300円のやつにしました。
セリアやキャンドゥにも、100円で遮光スクリーンがあったんですが、生地がイマイチ。
ペロペロのナイロンの畳みたいな生地だったので、室内で使うにはちょっとなあと決めかねてたんですよ。
で、ダイソーでこれを見つけて、ちょっと高いですが生地もしっかりしてるし、室内使用ならかなり持ちそう、と決定。
最後にカーテンを吊るすクリップ。
これは以前セリアで買った、プラ製で10個入りのを使うことにしました。
ただちょっとクリップ力が弱いんだけど、大丈夫かな・・・。
和室のカーテンが100均グッズでできた!
まずは、壁にフックを取り付け。
の前に、フックに棒がかかるか確認。
買う前はパッケージがあるから見た目でしか確認できないんですよね。
よし、大丈夫。
壁にフックを打ち付け。
画びょうが刺さるような壁なら軽く叩くだけでOK。
とここで、いきなり問題発生〜!
障子の木枠の出っ張りを考えてなかったので、壁にフックを付けると、フックが木枠より奥に入ってしまって園芸棒がしっかりかからないじゃないか〜。
うーん、どうしよう。
薄い木の板やプラ板を挟めば多少は段差が解消されるか・・・(写真は取り合えず折りたたんだ紙でシミュレート中)。
でも、適当な材料がなかったので、木枠につけちゃうことにしました。
プッシュピン跡くらいしか残らないし、いいや〜。
カーテン代わりのオーニングは、長さを調節するため端を折り返してクリップで挟んでと。
園芸用支柱にカーテンクリップを通して完成!
カーテンの下に漏れた光を見ると、どれくらい日光を遮っているのかがわかります?
窓枠より外側までカーテンを伸ばしたかったので、カーテンクリップの一番端はフックより外にかけました。
それと、この園芸用支柱ですが、植物が絡みやすいようでこぼこになってます。
カーテンクリップがやや滑りにくいという欠点がございます。
そもそもカーテン用じゃないからそこは大目に見てよ
途中で気がついたんですが、カーテンとして開く必要がないなら、フックに直接かけても使えますね。
ちなみにカーテン代わりに使ったダイソーのオーニング、UVカット率は80%以上、遮光率も80%以上。
と言ってもピンと来ないんですが、例えば一般的な日傘の遮光率は99%程度なので、80%っていうのはそんなに凄い数字ってわけじゃないです。
でもまあ、ソコソコといった数字でしょうかね。
ちょっと開けてみるとこれくらいの差。
部屋が真っ暗になるわけじゃないんですが、和室を寝室として使ってる場合は、朝の眩しさは軽減されると思います。
でも、朝っぱらからモワッとこもっていた熱気が和らいだ〜
不満点は、カーテンクリップがプラ製のためか、クリップ力が弱め。
強い風でカーテンが煽られると外れることもあります。
金属製のヤツに変えようかな・・・。
でもとりあえず、合計900円(税込972円)で出来たので満足です!
【番外編】窓枠にレールを取り付ける補助具
楽天で穴を開けずに窓枠にカーテンレールやロールスクリーンをつけられる補助具を見つけました。
ただ、うちの場合、障子の木枠のすぐ上に梁があるから取り付けられなかったんですけどね。
今回のような簡易的なカーテンじゃなく、インテリアとしてちゃんとカーテンやスクリーンを付けるなら便利ですね。
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和室カーテンまとめ
今回の和室カーテンで使ったものは、ダイソーのオーニング2個、園芸用支柱1本、壁用フック1セット、セリアのカーテンクリップ1セット。
すべて100均商品ですが、なかなかいいものができました。
(オーニングは300円商品ですけどね)
見栄えはいまいちなので、お客様が来る部屋とか、メインルームとして使っている場合には向かないかもしれませんが^^;
朝っぱらから襲ってくる眩しさと熱気が緩和されたので、満足満足。
今回のヒットは園芸用支柱ですね!
この長さは盲点でした。
オットよくやった!
本来の使い方ではないので保証はできませんが、そこそこの強度もあるので、軽いカーテンくらいなら大丈夫そう。
強度が不安な場合は真ん中もフックで支えるとさらに安心!
いろいろ工夫して考えるのって楽しいですね。
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