自宅のベランダなどちょっとしたスペースで家庭菜園を始めてみたいけど、「いろいろ道具を揃えるとなるとお金がなー」って躊躇しちゃいますよね。
そんな時に手軽で便利なのが100均グッズ!
園芸用品も豊富に揃ってますが、今回は、水耕栽培を始めて2年ほどの私が今までに使ってみた「じゃない使い方」の100均グッズをまとめました。
ちょっとお試しの初心者さんにも、費用は安く抑えたいベテランさんにもありがたい100均。
お気に入りからイマイチだったものまで、使い方も合わせて写真とともにご報告いたします。
長めの記事なので、見たいやつだけサクッと読むなら目次から飛んでねー。
水耕栽培に便利な100均グッズ
100均には園芸用の商品ももちろんありますが、いわゆる「じゃない使い方」で家庭菜園にも活躍する商品がいっぱい。
私も水耕栽培にハマってからというもの、100均で「栽培に使えそうなもの」を探す楽しみが増えてます。
では、私が今までに使った園芸用品以外の100均グッズを使い方とともにご紹介していきますね。
スポンジ・水切りネット・不織布ダスター
キッチン用品は水耕栽培グッズの宝庫!
スポンジはタネの植え付けや苗の固定に大活躍。
水切りネットやダスターは、カゴから培地(ハイドロボールなど)が漏れるのを防ぐために敷いてます。
また、水切りネットとダスターを数枚重ねて厚みを持たせれば培地の代わりにも。
お茶パック
お茶パックも水耕栽培では定番のグッズ。
バーミキュライトなどの培地が漏れず、しかも少なくて済むという優れもの。
吸水性もばっちりです。
猫よけマット
猫よけマットのトゲトゲを生かした「じゃない使い方」。
カゴとトレイをセットで使う際、「カゴを上に持ち上げて根っこが育つスペースを広げる」という、うまく育てるコツがあります。
そこで便利なのが猫よけマット。
安定も良いし使いやすいんですよね。
好きなサイズにカットできるから、小さなスポンジにもジャストフィット!

野菜の根っこが絡むから栽培終了後の片付けはちょっと手間だけど
アルミシート・アルミホイル
アルミシートやアルミホイルは、日光を遮って藻の発生を予防するのにお役立ち。
アルミシートはレジャー用の大きなサイズが高コスパでおすすめ。
100均の柄付きアルミホイルは割高にはなってしまうけど、容器がかわいくなるからモチベもアップ?
アルミシートは菜園棚の裏側に設置して、日当たりを増やすための反射板にも使ってます。

かわいくてつい買ってしまった柄付きアルミホイルの使い道が見つかってよかった
水耕栽培容器にオススメの100均グッズ
水耕栽培は専用容器や大きなプランターがなくても手軽にいろんなもので代用できるのも人気の理由なんじゃないでしょうか。
ここからは、私が実際に使っている代用品の容器をご紹介していきます。
ザル・バケツ
もはや園芸用品と言っても過言ではないくらい、家庭菜園(特に水耕栽培)では重宝されているのがザルとバケツ。
園芸系のYouTubeやブログでもおなじみですよね。
ザルは、ダイソーの “フレスコザル” というシリーズが気に入ってます。
サイズが豊富で110円、使い勝手が良くおすすめです。
バケツは、キャンドゥの “リサイクル樹脂で作ったECOなバケツ10L” を愛用中。
110円で買えることと、(見えにくいけど)バケツの内側にメモリが付いてるのが何気に便利なおすすめポイント。
100均のバケツはいろんなサイズや形があるので、育てる野菜によって選べるのも楽しいですよね。
ただこのバケツとザルの組み合わせ、やったことある人ならわかると思うんですが、ザルとバケツのサイズ合わせがなかなかめんどいのも事実。
そこで私は、細くて曲げられる園芸支柱でバケツにひっかけられるようにする工夫をしてみました。

これで大抵のバケツに合わせられるよ!
詳しい作り方はまた後日、記事にする予定です。
水切りかご&トレイ
水切りかごとトレイをセットで使うのも水耕栽培の定番(写真のものは各165円 ※私の購入時は110円でした…)。
カゴに野菜、トレイには液肥という使い方。
水切りかごとトレイのセットはどの100均でもいろんなサイズが豊富にあるので、お家に合うものを選べるのもうれしい商品。

葉物野菜におすすめ!
レタスやベビーリーフをわさわさに育てたり、いろんな野菜をを少しずつもいいね
自立する水切りゴミ袋
大根を育てたい!と思って栽培容器を考えていたところ、“自立する水切りゴミ袋” でニンジンを育てている方をYouTubeで見まして。
これ、縦に2枚連結して深さを出したら大根もいけるんじゃね?と思いついたので挑戦します!
目安に入れてみたペットボトルは900mlサイズ。

Lサイズならギリ2本は行けそう?
防虫ネットも100均で手作り
ベランダや庭など、外での家庭菜園の敵は「虫」ですよね。
そこで活躍するのが “防虫ネット” なわけですが、水耕栽培となるとネットを支える支柱を立てる土がない!
そんな時は100均グッズで簡単手作り。
ランドリーバッグ×洗濯ネット
ランドリーバッグ+洗濯ネット=防虫ネットカプセル。
これも家庭菜園をやってる方々には超有名な「じゃない使い方」の優れもの。
プランターが丸ごと入る防虫ネットを100均グッズで簡単に手作りできちゃいます。
水耕栽培の人気本の著者・伊藤龍三氏が考案されたもの。

この本は、水耕栽培のバイブルともいえるオススメの一冊!
その他お役立ちグッズとイマイチだったもの
ここからは、「じゃない使い方」ではないけど、家庭菜園にもぴったりな100均グッズのご紹介。
と、使ってみたけどあんまり良くなかったモノの注意点を。
すのこ
ベランダ床はコンクリートなので、夏の熱や冬の冷えが気休め程度でも和らげばいいなーと、すのこを敷いています。
ダイソーの30cmくらいのすのこは110円。

でも、屋外には不向きな桐製だから、ちょっとでも長持ちするよう防腐塗料を頑張って塗ったよ
突っ張り棒
ミニトマト用の支柱を支えるのは100均の突っ張り棒。
支柱をどうやって固定しようかと考えてた時、ベランダの壁際にちょうどいい感じに突っ張れそうな場所があるのを見てヒラメキました。
110円の細くて頼りない感じのやつですが、十分役割は果たしてくれてます。
ジョイントラック
室内栽培用の棚は、ダイソーのジョイントラック。
季節によって場所を移動したかったので、コンパクトに収まるダイソーのものにしました。
棚板のサイズは45×25cmで3段組。

キャスター付けたから移動も楽々!
全部で2,200円(税込2,376円)と100均商品としては高いですが、有名メーカーのやつよりはかなりお安い。
イマイチグッズに注意
イマイチ使いにくかったものも、反省のためご紹介しておきます。
一応言っておくと、商品がよくなかったんじゃなくて、用途に合ってなかったってということをご理解くださいませ。
収納ボックス
液体肥料を入れる容器に100均の収納ボックスを使うのも水耕栽培ではよくあること。
セリアで購入したこちらの収納ボックス、商品名は “ラッセバスケット”。
豆苗プランターにぴったりサイズで色もかわいい!と喜んで購入したのですが・・・。
実際に液体を入れると上部が広がってプランターが落ちることが判明。
原因は、ボックスの上部に “ふち” がない作りのため柔らかくて「水をたっぷり入れるとボックスの形が歪む」からでした。
液体肥料用の入れ物として使う場合はフチ付きなど形をしっかり保てるものが良いということがわかりました。

でもある程度深さはあるし、使い道を模索中
100均グッズで水耕栽培まとめ
水耕栽培を始めた頃は葉物野菜を中心に育てていましたが、100均で容器がわりになるものや便利に使えるものがいっぱいあることを知ってからは実がなるものや根菜にも挑戦しています。
育てたいものにぴったりなグッズを見つけた時はお店でニヤニヤしちゃう怪しい人になってたり。
ブログやYouTubeにもアイデアやヒントがいっぱいで、ありがたい限りですよね。
丸っと真似させてもらったり、自分なりにちょっと工夫を足してみたり・・・。
あの野菜をどんな容器や方法で育ててみようか、考えるのも楽しいこの頃です。
なお、「じゃない使い方」は本来の使い方ではないため、不具合が起こる可能性はゼロではないということをご了承ください。
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