【水耕栽培】大豆から枝豆栽培チャレンジ2-徒長苗を育てるとどうなる？

スーパーで売ってる乾燥大豆から枝豆を育てるチャレンジの第2弾をお届け！

前回は、発芽段階でかなり苦労をしました。

ですが、ようやく発芽した苗はぐんぐん伸びてひょろひょろの徒長状態。

そんな伸びまくった苗でも実ができる？
水耕栽培でも寝かせ植えってやつができる？

変な興味が湧いてきたのでそのまま育ててみました。

大豆から枝豆チャレンジ〜その2〜

前回の枝豆発芽実験の続きをお届けします。

栽培期間は、7月〜9月の約3ヶ月。
相変わらずの猛暑で、室内栽培といえども厳しい状況だったとは思います。

さて、前回記事の終了時点ではこんな状態だった枝豆たち。

ペットボトルで栽培の方は葉っぱと葉っぱの間がひょろひょろ伸びる「徒長」という状態。
ですが、「このまま育てて実はできるのかな？」と気になったので、徒長のまま育ててみます。

そして、左のプランターの方はうまくいきそう？と思ったのも虚しく、その後やっぱり伸びたのでこちらは植え替えることにしました。

枝豆の徒長苗を育ててみた

徒長した苗を育てるには、土増しをして伸びた部分を埋める方法や、「寝かせ植え」といって苗を横に寝かせて土に埋め、葉っぱの部分だけを出すという方法があるそうです。

といっても、それは畑やプランターなどで土を使って育てる場合のこと。

ということで、徒長した枝豆を「寝かせ植え」と「そのまま育てる」の2パターンの栽培実験報告です。

徒長苗の寝かせ植え

園芸関連の動画やブログで「寝かせ植え」という徒長してしまった苗のリカバリー法を知りました。

ひょりひょろになった部分を土の中に寝かせて埋めてしまうという方法。

ということで、試しにやってみたのがこれ。

プランターに苗を寝かせて、ハイドロボールで埋める。
茎部分は水浸しにならない方がいいのかなーと、液体肥料は少なめにしてみたのですが・・・。

結果、失敗。
枯れてしまいました。

次に試したのは、最初の二葉の上でちょん切る方法。

これも、最初は育ってたんですが、茎も細くしなびてきてダメになっちゃいました。

でも、水耕栽培のYouTuberさんたちは皆さん、ちゃんと収穫まで育ててるので、私が下手くそなだけなんでしょうねー。

日当たりとか諸々、環境もよろしくないんだろうな。

ひょろひょろ苗をそのまま育てたらどうなった？

で、最後は「ひょろひょろのまま育ててみたらどうなったのか」の報告です。

そのままでは倒れるほどのヒョロ苗なので、上からヒモで吊るして補助。

ちなみに、育てている場所の日当たりはこんな感じ。
東側で、日照時間は4〜5時間ほど。

猛暑の中健気にも、ひょろひょろしつつ葉っぱは青々と育ち、

ついには花を付けるまでになったのです！

と喜んだのもつかの間、青々としていた葉っぱの様子がおかしい。

まだらになったり、ちぢれたり。
褐斑病とかさび病とかいうやつでしょうか。

次々と葉っぱが枯れ落ち、花は咲けども実にならず。

と、撤収しようとしたところ、なんとサヤを発見！

との思いで、見るも無残なヨレヨレ状態ではあるものの、さやの付いた2株のみ残して隔離栽培続行。

その後、小さいながらもなんとか実もふくらんできて、

ついに、2さや収穫！
左のほうは一粒入りながら、普通の枝豆サイズ。

大事に大事に塩茹でして、

取り出してみたら、ちゃんと綺麗な色と形の枝豆でした。

そのあとも、小粒ながら3さやを収穫して終了となりました。

もう一株の方は、もうちょっと、もうちょっとと収穫時期を粘って気づいたら茶色に変色しちゃてて。

しょうがないのでカラカラになるまで放置して収穫したら、でこぼこの小さな大豆ができてました。

枝豆の徒長苗栽培まとめ

結局、収穫できたのは1株で5さや、7粒でした。

やはり徒長すると株が弱まり、病気や成長不良になりやすいというのがよくわかりました。

ただ、徒長はしても運良く病気を避けられればもう少し収穫量もあったのかな？とも思える実験でした。
花はちょこちょこ咲いていたので。

とはいえ、徒長をさせないというのが一番ではあるので、日当たりや風通し、栽培時期など栽培環境を考えていく所存でございます。

とかいいながら、また懲りもせず季節外れの栽培を試みている私なのでした（今は10月）。

⇒ 【水耕栽培】大豆から枝豆栽培チャレンジ！1-発芽・失敗から成功実験まで
⇒ わが家の水耕栽培簡単まとめ！野菜・環境・道具・100均【個別記事リンク集あり】